苗屋さんからぶらぶら歩く

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ちびっこ広場

住宅2個分程の都市公園である。高齢者が帯広を去る時に共に過ごした植栽が公園などの公共の場で市民の穏やかな日常を支えるならばどんなにはいいであろうか。

ここの植栽は個人の住宅で暮らしを支えたであろうと察する。公園の端に置かれたベンチから眺めると穏やかな日常が見えてくる。

 

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途中もう一つ大心公園という都市公園があった。名前には由来がありそうであるが、公園の奥に大小二つの築山がある。冬になれば子どもたちのソリ滑りに最適である。手前に2本の大きな木があって1本が柏であった。秋になればどんぐりや大きな葉っぱの柏の葉っぱの上を歩くかさかさしたふわふわの歩きここち。とかちの子どもたちの楽しみである。この公園を通って家に向うと昔は個人の住宅であったが今は焼肉屋さんになっていた見慣れた場所にでた。

 

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台風などの暴風で支笏湖周辺などでみられる倒木に似た植栽があった。半分根が地面で半分が露出している。いわば野趣を演出したものだと思うが、その半分の根から太陽を求めて枝を伸ばしていた。それでもこれだけになるには相応の時間が経っているだろう。コロナで人との距離を置く暮らしでも散歩で木々と出会うのを楽しみにしたい。