2022.4.27 帯広はやや風があるがよい日和。30年計画

毎年春苗を買いに出かけるお店への通り道、大きなちびっこ広場がある。まだ遊んでいる人には出会っていないが、家から歩きで30分ほどのこの場所でお弁当を食べる。サッカー場2、3面はある。しっかりした芝生で周りに家庭で育てられたと思われる木があって不思議に落ち着く公園である。機会があれば帯広の公園について調べてみたいと思う。対角線で撮った写真はこうなった。

 

悪魔の手が動いて添付できないので横の小さな写真を参考にしてほしい。

 

2枚目も添付できないが1コマの住宅地の奥に大きな桜の木がある。葉のない時の幹の太さは私の手では抱えられない。多分住宅開発が行われたころ植えられたものなのだとすれば、50年は経っている。住宅は解体されこの桜とツツジだけが帯広のある家族の温もりを伝える。札幌市にみどりの回廊というプランがあったように思うが、高齢化と家族の他都市への移動があって住み慣れた空間だけが残っている。ちびっこ広場の植栽はこうした家庭から移植されたのではないかと思うが、よい方法だと思う。帯広の人たちに見守られていると感ずれば寄贈した方もこころ落ち着く。石狩市では市役所の周りの広いスペースに記念樹や寄贈したい木を植えることができる。帯広でも不在になった家も多く、周りの植栽が当時の暮らしを思わせる。

 

私の母の庭は50年が経っている。植栽された時ツツジなどは2、30年たっている。私の時間も加えると樹齢100年になる。木々にとってはようやくであるかもしれないが。私じまいの極意

を考えると家は解体しそのスペースに車2、3台の駐車場とベンチを置く。子どもたちは既に他都市で自分たちの暮らしを作っている。家族の暮らしたこの場所を路面価で売ったところでお金で残すよりも、このままの姿で公園化したいと思う。あの桜の木の家のように植栽を残したい。このような家が幾つかでき、その後を管理する市民組織ができれば従来の公園だけでなく市民共有のみどりの空間ができる。それに近いものが昔は火防線と呼んだ道に植栽され緑道になっている。帯広にきても車のない暮らしはちょっと出かけて聞いてみることができない。結果この道ななんと名付けられているかを知らない。北栄小学校と周辺の町内会などの組織であるようである。帯広には既にそんな組織があるかもしれないが。今年の課題はネットワーク探しかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年春苗を買いに出かけるお店への通り道