2022.10.31 秋の日はつるべ落とし。柔らかく室内まで日が射してくる。

星空を見るとオリオンが窓の近くを動く。数時間で東面から南面に移動している。太陽もグンと下がってバラ垣の上を動くようになってその光は居間の机の上にまで届くようになった。かくして外界に居るような風情になる。夏の間はターフで遮った光もなんとも優しい光になった。

今年はハーブの鉢上げを半分にする。ローズマリーとセージは帯広でも越冬できるのでミントがテスト飛行である。ラベンダーは帯広では越冬できるかこれも地植えのままで行く。ただ植えた場所が日射量が足りなかったようで大きくはなれなかった。来年は植え替えなければならない。

 

バラ垣もようやく1周できるくらいに伸びてきた。伸びすぎの蔓は高所剪定ばさみで切る。軽く今年の若い蔓には有効で私の力でも切りそろえられる。4000円足らずの価格でこれだけの仕事ができることが時代の恩恵のように感じられる。古くなってきた携帯もラジオを聴きながら地名人名話中の用語をさっと引く。昨日の深夜便はアリスだったので谷村新司を引くと73歳になったおじいさんが現れた。ああこういう風に見えるんだなと振り返る。

 

日曜日の午前中はR1ラジオ子ども電話相談を点ける。小学1年生になると話し方も挨拶も整ってくる。教育がどの地域でもある均質で保たれている。私もNラジなんかに投稿してみたいものだ。80代の方が自在に投稿している。さりげなく過去も未来も伝えてくれる。

 

小さな携帯画面では万葉集に読まれた筑波山のワシには辿りつけなかった。<日本の野鳥>を出してみたが辿り着けるだろうか。